にほんブログ村 クラシックブログへ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『スター・トレック』 監督・製作:J・J・エイブラムス キャスト:クリス・パイン ザカリー・クイント ゾーイ・サルダナ
 観てから大分経ってしまいました。シリーズものをほとんど見たことがなかったものの、単品でも楽しめました。時間軸が少しシンプルでないところはありましたが、主人公の成長物語という面で分かり易く(正直言ってあんな新人クルーばかりの宇宙船、乗りたくない・・・)、彼女といい感じにならないところもまたよかった。
『MW-ムウ-』 監督:岩本仁志 原作:手塚治虫 キャスト:玉木宏 山田孝之

 TVドラマとの同時公開。少年時代に経験した事件をきっかけに、主人公結城は復讐のため怜悧な犯罪者となっていく。同じ経験をもつ賀来神父は彼を救済しようと苦悩する。
 主人公の姿勢がいい!ので、ダークヒーローも様になる。演技の面では『手紙』でも好演を見せた山田神父もとい賀来神父が頑張っていたと思うのですが、例えば教会でのざんげのシーンでは、賀来神父が途中で「もう来ないでくれ。」と言って出てきてしまい、演出のせいか全く救済できていなかったように感じられ、善と悪の葛藤やサスペンス的な緊迫感が強ければ全体としてもっとインパクトがあったでしょう。
 ダークヒーローの映画としては、『太陽がいっぱい』を思い出しましたが、社会の病理がモンスター・結城を作り出したのだという警鐘の意味では、背景の重みは違いますね。
『グラン・トリノ』 監督: クリント・イーストウッド 出演: クリント・イーストウッド/コリー・ハードリクト
 奥さんに先立たれた偏屈な老人が肉親との距離をうまく保てないまま、愛車グラン・トリノを巡るハプニングから隣家のアジア人家族と親しくなる中で、己の生と死を見つめるヒューマン・ドラマ。
 この先結末を書きます。『ミリオンダラー・ベイビー』のときもそうでしたが、どうもラストが悲しい。グラン・トリノを少年に託して穏やかに永眠する、という平凡な幕切れでもよかったような気もしますが、大事件を起こすことで少年に勇気を与えようとしたのでしょうか。
 映画を観るなら、ヒューマン・ドラマを観たいと思う今日この頃なのですが、先日TVで『麦秋』をみました。悲しいから泣けるという映画ではなく、みんなヒロインのことを心配してるのだな、ということがひしひしと分かって泣ける、小津作品らしく劇的なことは起きないけどじんわりとした感慨がわく、世界に誇れる名作でしょう。
『スラムドッグ$ミリオネア』 監督:ダニー・ボイル 出演:デブ・パテル、フリーダ・ピント、マドゥル・ミッタル

 雨の中、みに行ってきました。面白かったです。インドのスラム出身の青年の過酷な半生を疾走感ある演出で描くヒューマン・ドラマ。ラストまで見なくとも筋はだいたい分かってしまいましたが、キャストがまあまあ合っていたような印象。主人公のひたむきさが伝わってきましたが、(この先やや辛口です)成長したヒロインのラティカは、なんも努力してないじゃん!というのと、個性のない美人キャラだったせいか、あの富豪らしき悪党がどうしてそこまでラティカに執着するのか?と思ってしまった。それにしてもインドの政情やスラムの劣悪さが印象に残りました。
『ストレンジャーズ 戦慄の訪問者』
監督・脚本: ブライアン・ベルティーノ 出演:リブ・タイラー スコット・スピードマン 

 年々想像力が豊かになったせいか、涙もろくなったとは思っていたのですが、スリラーもだめになっていたとは!久々にスリラーを観てきました。
 年140万件の暴力事件が起きているとの前ふりがあり、実話らしいニュアンスを醸し出しながら、始まってまもなく、すぐ帰りたくなったのですね。プロポーズを断られてカップルが最初から気まずーい雰囲気になり、何かが起きる、まだ起きないみたいな感じで。設定の効果でしょうか。途中、わけもなく大きな音がしたり、目の前に突然ストレンジャーが現れたり、子供だましの脅かしはやめてほしいよと思いながらも、リブの置かれている孤立無援状況が怖くて。スピードマンがほんのちょっとだけカプソン兄似だったことが、せめてもの救いでしたが、それも救いにならなくなるくらい、なんか画面を直視できなくなりました。あ~、怖かった。仮面が出てくるとなんだか興ざめだったのですが、そんなことやストーリーの細かいことは気にせず怖さに浸れれば充分楽しめるでしょう。
『マンマ・ミーア!』 監督:フィリダ・ロイド キャスト:メリル・ストリープ:ドナ・シェリダン、アマンダ・セイフリード:ソフィ・シェリダン、ジュリー・ウォルターズ:ロージー、クリスティーン・バランスキー:ターニャ、ピアース・ブロスナン:サム、コリン・ファース:ハリー、ステラン・スカルスガルド:ビル、ドミニク・クーパー:スカイ

 美しいエーゲ海の島を舞台にABBAの曲をふんだに歌うミュージカルムービー。
 主な登場人物はメリル・ストリープ+友だち2人、娘(新婦)、新郎、父親候補3人。母の日記を読んだ娘が、結婚式にまだ見ぬ父親(日記にあった恋人3人)を招待してしまったことから起こる騒動。
 歌は吹き替えではなく、俳優本人が歌っていたみたいで、最初は、ちっとも美声じゃないし、あんまし上手じゃないし、て思ってました(申し訳ございません)。でも、ダンシングクィーンで、体いっぱいに踊って歌う姿を見て、歌って技術よりも心なのかな、と、わけもなくじーんときてしまいました。メリル・ストリープ、女優魂というか、踊れるんですね。娘役は、若さ溢れる演技で、歌もなかなか上手でした(最後もThank you for the Musicを歌います)が、それよりも下手なおばさんたちの歌の方にじーんときてしいました。緩急でいうと急が多いですが、すかっとしました。
シルク・ドゥ・ソレイユ コルテオ@原宿・新ビッグトップ 2009.3.7(土)

 「原宿で、世界一の感動を、目撃!」しました。宣伝文句のとおりでした。見に行く前までは、明日コルテオなんだよな~と思っても心躍るものがなく、同伴者は楽しみにしている様子に、自分の童心の無さがかなしかったのですが、実際見たら、すごい!!!の嵐でした。これはもう見た人にしか分からない、というくらい圧巻、百聞一見にしかずです。出演者さんたち、ありがとう!
 全部見所なのですが、あえていえば、ということになれば。。。
 スピンの回転高速過ぎな冒頭のChandeliers、肩の筋肉あり過ぎなBouncing Beds、チームプレイが見物のCyr Wheel、CM(シーソーで風船取るやつ)にもなった前半ラストのTeeterboard、鉄棒連続技風の後半ラストのTournikは、どれもすごい。技の入り方、出方まで工夫されている。しかし、いちばんすごいと思ったのは、Aerial Straps
th_straps.jpg

空中ブランコ風のParadiseも下にトランポリンがあったし、綱渡りならぬワイヤー渡りのTightwireは命綱がぴんと張っていたのでそれほどスリルがなかったのに対して、空中ストラップは、命綱なしと見た。写真で見るとそんなにすごくなさげですが、実際はものすごい体勢で宙吊りになってものすごい速さで上昇するのです。「自分が高いところにいなくても怖い」という心理は分かりませんが、”高所恐怖症”の人によると、見ているだけで怖かったそうです。
 ちなみに、自分の席はSS席の隅だと勘違いしていたところ、なんとほぼ中央の通路側だったのでした。開演前、出演者たちが客席の通路を通って入場。ラッキーなことに目の前を通って行きます。中には美男美女もいて、こんなことならもっといい格好してくるんだった(!)。連れは思いっきりイタリア語?で話しかけられ、「I can't speak ○○××。」と意味不明に応じていました。飲み物を持っていると、アーティストたちに(ふざけて)とられたりします。
 クラシックファンとしては、ヴェルディをリクエストされたロイヤル・ウィスラーが口笛でリゴレット「女心の歌」を吹くのを間近で見たときには喜んでしまった。他にリクエストは?のところで思い当たったのは「人知れぬ涙」だったので心の中で「ドニゼッティ」だったのですが、実際吹いてくれたのはモーツァルトのきらきら星変奏曲でした。
 さいごに、髪をアップにしてきた前方の席の人;よりによって今日その髪型?!多分あのおだんごにはまわりの視線が串刺し、いや釘付けだったに違いない。
『007/慰めの報酬』 監督マーク・フォースター 出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ

 映画館で観る映画は、どうやって選ぶでしょうか。「これがみたい!」というのに行きたいけれど、実際はたまたまそのときの上映作品の中から選ぶことが多い。単純。今回は、これまでまともにみたことがなかった007をみることに。
 前編の経緯や組織がよく分からない中、英国のMI5は実在だけどボンドが所属するMI6は架空だったよな、などと思いつつ迫力あるアクションシーンに圧倒。冒頭のカーチェイスは画面の転換が速過ぎて、今ぶつかったのどっち?今撃ったのどっち?今崖から落ちたのどっち??まあ、主人公が落っこちるわけないか・・・高齢者にはわけ分からんのではないでしょうか。シリーズものだから長年のファンもいるわけで。
 ボンドが尽くす上司をジュディ・デンチが確かな存在感で演じており、こういう人でないとファンも納得しないのでは。だってボンドが尽くしちゃうんですよ危険をかえりみず敵を追撃する説得力にもなっていたような気がしました。実はこの方、先日TVでみたばかり。『ラヴェンダーの咲く庭で』でも個性的に繊細に老姉妹の妹を演じておりました。
原題:Body of Lies 監督・製作:リドリー・スコット 出演:レオナルド・ディカプリオ(ロジャー・フェリス)、ラッセル・クロウ(エド・ホフマン)、 マーク・ストロング(ハニ・サラーム)、ゴルシフテ・ファラハニ(アイシャ)

 観てから1ヶ月以上経ってしまいました。ちなみに、上野で映画を観ると、アメ横で買い物して帰ることができます。。。
 CIAに雇われた主人公がヨルダンのテロ組織を追跡する。デジタル機器を駆使するCIAによるデジタル機器を使わないテロ組織の追跡あり、嘘をつくなが信条のヨルダン情報局のハニ(ちょっとダンディすぎ?)の謀略あり。子どもの送り迎えなど家庭サービスしながらアメリカから電話で指示をするラッセル・クロウが妙にリアルで、生きるか死ぬかの過酷な現場にいるディカプリオとの対比が際立った。最後は、九死に一生をえた主人公がなぜ金で自分を売った女の元に走るのか??冷徹だった主人公が人の温かさを求めたくなったのか??そこが腑に落ちない自分が冷徹なのでしょうか^^。
 それにしても、アメリカは通信大国だなとつくづく思わされたのと、『ディパーテッド』、『ブラッド・ダイヤモンド』といい、近頃のディカプリオは、渋みのある役が似合うようになってきた気がします。俳優としては、甘いだけよりその方が魅力あるのでは。
ワールド・オブ・ライズ(原題 BODY OF LIES)

出演:シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン

 途中で判明する黒幕が○○、という部分はありきたりのような気もしたけど、まあまあ飽きさせず。
 シャイア・ラブーフは、『コンスタンティン』でキアヌ・リーブスの相棒役で共演、あ、あの天使になっちゃった人ね。
 今回の、後味のよいラストシーンといい、コンスタンティンのラストシーン(エピローグ?)といい、なかなかの好印象。
<<前のページ >>次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。