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マルタ・アルゲリッチ セレブレーションズ 2010@すみだトリフォニーホール 12/1(水)
マルタ・アルゲリッチ[ピアノ] クリスティアン・アルミンク[指揮]新日本フィルハーモニー交響楽団
シューマン/ピアノ協奏曲第1番 イ短調 ラヴェル/道化師の朝の歌 ピアノ協奏曲 ト長調
encore ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調より第3楽章 シューマン/子供の情景より“見知らぬ国” シューマン/幻想小曲集より“夢のもつれ”

 アルゲリッチのCDは、ひょっとすると、今まで聴いたピアノのCDで、いちばん聴いているかもしれません。リリースの数も多いし。でもLiveは聴いたことありませんでした。今回、最初で最後かもと思い、行くことにしました。
 シューマンのコンチェルトは、映像もCDもお気に入りのひとつです。Liveはこれまで聴いてきたように、自由奔放でデリケートでダイナミック。CDと最も違うなと思ったのは、楽章のフィナーレへ入るところの盛り上げ方。オケも一体となったエネルギーが感じられるような集中力で、これはLiveでないと体感できないでしょう。
 ラヴェルは、さらに自由奔放で、いろいろな音を出すし、ひょうきんな曲にぴったり。そしてあの運指に目が離せなくなりました。両手が交差するところの左手の単音は指一本で弾いているのですね。驚いたのは、第2楽章。弦の和音に木管が旋律をつなげ、儚げなピアノのトリルになるところ、オケにちりばめられたピアノの音に、舞い降りる雪の結晶ような、風の通り過ぎる草原のような、海原のような幻想がふと湧いて、気づいたらピアニストではなく、正面のパイプオルガンを見据えてしまいました(目がすわってたかも)。実は前半のシューマンでは、ちょっと視界の妨げになるモノがありまして・・・でも、このときは聴覚と想像力が忙しくて、もはやピアニストを見ていなかったのです。この曲の第2楽章を、初めてすばらしいと思えた瞬間でした。
 最初で最後かも、と言いながらも、終わってみれば、チャンスがあればまた聴きたい、と思う自分がいました。こんな一般人を大いに満足させるのだから、やはりこのピアニストは、天才なのかもしれません。

 今日の席は3階だったのですが、前半、最前列に前に乗り出している人がいて、片目でしかソリストが見えませんでした。でも、自分が乗り出すと今度は後ろの人が見えなくなるんだよな。。。というわけで、ちょっと集中力がそがれました。係の人に注意してもらおうかと思っていたら、後半の直前に、実際に係の人が最前列の近くに来て客席に向かって、「後ろの席の人の視界の妨げになってしまうことがあるので」前方に乗り出さないように言っていました。申し入れた人がいたみたい。1万○千円も払って、この視界はしょぼ過ぎる、と思ってしまうし、ぜひ前に乗り出して座らないことが浸透してほしい。

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