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シャッターアイランド 監督:マーティン・スコセッシ 出演:エミリー・モーティマー, マーク・ラファロ, ベン・キングズレー, レオナルド・ディカプリオ

 連邦保安官のテディ(ディカプリオ)は、行方不明になったある患者を捜査するため、精神に異常をきたした犯罪者を収容する孤島に到着した。。。
 気軽に観に行くと、気分が重くなるかもしれません。途中、ホラーのような恐怖感で、’どうにでもなれ’的な鑑賞態度が入ってしまった。ホラーもO.Kな心理サスペンス好きな方には楽しめるでしょう。主人公の演技・表情も見物です。使用曲(クラシック)についても、続きの中に。
 以下、ネタばれあり。
 映画が始まる前に字幕が流れ、’結末は人には言わないでください。’と釘をさされるが、結末は前にも見たことあるよ的な話で目新しいものはない。思い出されるのは、シークレットウィンドウとか、カッコーの巣の上で、とか。ただ、ラストシーンでテディが言うセリフが、ずっと気にかかって考えさせられてしまった。「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」って、どういうこと??この科白を吐くテディは、実は正気に戻っている・・・
 結末は、精神を病んで3人の子どもを殺した妻を射殺してしまったテディに、島を挙げての大掛かりなRPL治療が行われ、いったんは正気を取り戻したものの、最後はやっぱり治ってないということで、ロボトミー手術を受けさせられるというところでしょうか。でも実は治ってないフリをしたのであって、正気に戻って罪悪感にさいなまれるのは耐えられないので、あえてロボトミーを受け、廃人として生きることを選択したとも解釈できる(こっちの方が自殺よりもひどい気もするけど・・・)。ここまで考えると、病棟の芝生の緑が映える明るい庭の下、医師たちに取り囲まれ(手術へ連行されんとす)るテディの姿が、より哀しいものに見えてきます。。。そう思ったら、このシーンは印象の強いものになってしまった。単なる謎解きミステリーなんていうよりも、ラストに反芻させられる。 
 この映画の使用曲のひとつ。テディが医師の部屋に入っていくと、クラシック音楽のレコードがかかっている。しかも、なかなかいい音。「いい曲だ。ブラームスか?」と相棒のチャックがきくと、テディが「マーラー」と答える場面。マーラーのピアノ四重奏曲イ短調。設定は1950年代ですが、この頃、こういう曲の録音って出回っていたのでしょうか。。。他にも、ジョン・アダムズとか、リゲティとか、現代曲がサントラに活用されていたようです。詳しくは、vodkaさんのコンサート日記へどうぞ

こちらも


 余談。GW中に訪れた島根で、たまたま見に行った畳ヶ浦。薄暗いトンネルの中間にぽっかりと洞窟が現れ、シャッターアイランドの光景を彷彿とさせます(似てる~)。トンネルの外は、断崖と江戸時代の地震でできた断層のある海岸が広がっています。

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