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イツァーク・パールマン ヴァイオリン・リサイタル@サントリーホール 10/20(水)
ロハン・デ・シルヴァ(Pf) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 ヘ長調 K376 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47 「クロイツェル」ブラームス:「F.A.E.ソナタ」のためのスケルツォ ハ短調 WoO2 シューマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想小曲集 op.73、ヴァイオリン名曲集(当日ステージで発表):クライスラー/プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット クライスラー/フランクールの様式によるシチリアーノとリゴドン グルック/メロディ ブラームス/ハンガリー舞曲第一番 クライスラー/美しきロスマリン ヴィエニャフスキ/奇想曲 ニ短調 encore バッチーニ:妖精の踊り

 パールマンのCDを最初に聴いたときは、あまりの美音に、violinなんだけど、違う楽器を使ってるんだ、と思いました。セルゲイ・ハチャトゥリアンのCDを聴いたときは、violinにピアノのペダルが付いてるんだ、と思いました。←あまりに響くので。ハイフェッツのCDを聴いたときは、弾いてる人が人間じゃない・・・いや、人間業じゃないように思いました。これは解説要りませんね。激しく横にそれましたが、2007年に病気で公演中止となって払い戻しをして以来、CD上の憧れでしかなかったviolinistをようやく聴けることになりました。
 演目は、モーツァルトは毎回入っていて、クロイツェルの日と、フランクのソナタの日がありましたが、どうにもパールマンの明るい音でフランクはしっくりこないかもしれないという思いが若干あって、クロイツェルの日にしました。しかし、それは杞憂だったかもしれません。ベートヴェンはベートーヴェンだったし、モーツァルトはモーツァルトだったし、シューマンはシューマンでした。異なる作曲家の作品を、その作品ごとにすんなりと入って表現していく、それはまさに自分がイメージしていた各作品そのものでした。そしてクライスラーほかの小品たちを聴いて、ますます確信しました。米大統領の就任式のときに演奏するなど、名声はあり過ぎるくらいあるでしょうが、まさしくviolin作品と向き合ってきた人なんだなと実感しました。アンコールは、steph的にはしっとりした曲希望でしたが、バッチーニですから超絶技巧で終わったという感じでした。
 実際に聴いてみると、美音よりもむしろアプローチの方が印象に残りました。CDは過去なので、LIVEがその人の現在なのだということは言えるかもしれませんが、violinの場合はとくに実際に聴いてみないと、その人の音楽性は分からない気がします。って分かった気になるだけなんですけどね。この日は、正面で聴いていましたが、クロイツェルのときなど、いくら丁々発止の曲だとはいっても、もう少しピアノが遠慮してくれるとよかった。だって、パールマンを聴きに来たんだから。当日、ホール入口に『完売御礼』という赤い札。今まで何度もこのホールに通いましたが、初めて見た光景でした。
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