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ルノー・カプソン ヴァイオリン リサイタル 2010.3.21 ルノー・カプソン(ヴァイオリン) / 児玉 桃(ピアノ) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 encore タイスの瞑想曲 ラヴェル:ソナタ第2楽章

 TOPPAN HALLの入り口横にある、白い大理石風のベンチに腰掛けると、じんわりと温かい。こんなご時世の中、暖房が入っていた!座っているうちに、煮込みモードになってきて、ホールへ入場。
 この日のviolinリサイタルは、なぜかお国ものを集めたフレンチ特集、でもとにかく新進気鋭(のはず)のviolinist。比較的ラヴェルが演奏機会が少ないかもしれませんが、なんか意外性のないPGではありません?しかし、聴いてみれば、メジャーな曲を完璧に演奏するのも大事だなと。&もっと他の曲も聴いてみたい(結局違う曲やれっていってる?)。
 まず、ドビュッシーですが、なんともいえない色が混ざったような雰囲気のするこの曲を、豊かな音色で小気味良く奏でる様は、理想といってもいいかも。聴いている間にテクニック云々を心配しなくていいというのは、なんと心地よいことか。この安定感、安心感。
 そしてラヴェルですが、この曲はCDで聴いていても、正直言ってちっとも良さが分からなかったのです。第2楽章がブルースで、第3楽章は無窮動で、工夫は凝らしているけど、楽しくもないし癒されない。。。アットホームな環境で聴くと、すごく多彩なリズムでエネルギーに満ち、なかなか面白いではないですか。これぞラヴェル。
 後半は、ソナタの代表的な名曲。凝縮された小さな音と、透明感のある響きで曲の内面を表現する、そんなイメージのとおり。しかも弓の返しや音の処理などにきずが全くない上で音が美しい。。。しかし、ピアニストに関しては・・・厳しいようですが、清んだ音色のviolinに対して、それと同等以上のピアノを望みたい。パートナー選びって大事ですね。
 とはいえ、音楽の解釈に美音がそろったviolinistとなると。。。TOPPAN HALLにて理想のviolinistに出会ってしまったかもしれない(!)。
 なんせラヴェルは15分程度。アンコール含めても聴き足りない感はあったものの、30代前半という年代からしても、これからさらなる活躍を期待! 
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