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ゲルハルト・ボッセ指揮ブルーメン・フィルハーモニー定期演奏会@杉並公会堂 2009.9.22(火・祝)
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125 encore シューベルト:交響曲第2番 Andante

 腰の曲がった老人の両腕から放たれる音楽は、いきいきと瑞々しかった。
 音の入りかた出、残響まで、神経の行き届いた美しい響きで、アマチュアを感じさせず。
 「Speaking!」(18世紀の音楽の根本は、話し言葉から来るアーティキュレーションであり、生き生きとしたアーティキュレーションを見つけ出して演奏すれば、音楽は突然、楽しく魅力的なものになる。)とのボッセ氏(1922年生まれ)の言葉を体現するかのような演奏でした。

 さて、音楽の友9月号に”旬なア-ティスト特集”があり、来日演奏家を中心に記者の趣味で選んだ感はあるものの、ピアノのガブリリュクなど先日聴いたアーティストが入っているとちょっと嬉しかったり。
 アーティスト紹介のコマでは、テノールのJ・D・フローレスだけ書きぶりが異なるのには笑いました。他は、個性派○○歌手とか、○○歌手としては最も高い水準を行く人とか書かれているのに、JDFの場合は、「ベル・カント歌手というジャンルにおいて、人類の進化の最先端にある存在」ときました!そして「20世紀後半のベルカント・オペラ復興(その中心にカラスがいた)以降、多くの優れたベルカント・テノールが登場したが、フローレスほどに、素材・技術・音楽性・容姿のすべてにおいて恵まれたテノールはいない。このテノールの成長を見続けられるのは、同時代に生きる我々の喜びであろう。」のように結ばれています。聴けるものなら一度Liveで聴きたいし、見続けられるものなら見たいものです!
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マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団@東京オペラシティ 2009.9.14(月)
クラウス・ペーター・フロール(Cond)、ワディム・レーピン(Vn)
・スメタナ:連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77 encore バッハ:パルティータ第2番 サラバンド
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」 encore ハンガリー舞曲第5番、第6番

 CDでも聴いたことのないマレーシア・フィルの初鑑賞。マレーシアなのに(^^)どうして分かるのだろう、モルダウの流れが。「モルダウ」の旋律に大きなアクセントがあり、印象的。ボヘミアの街を流れるモルダウの力強い流れ。ひょっとしたら濁流だったかもしれないけれど、指揮者についていこうという必死さに似たものも感じられてgoo。舞台奥に引き離されて(?)配置された金管、痛快な程リズミカルなティンパニも面白く。
 そして本日の目玉、ブラームスのコンチェルトですが、ちょっとオケが大きくて、ソロのパートにくると少しほっとしてしまった。レーピンは、昨年の同じ会場でのリサイタルに比べると、絶好調ではないし、好調でもないよな~、と思いつつ、第2楽章からは少し持ち直した(?)感も。終演後は拍手が鳴り止まず、何度も呼び戻された後アンコールを求める拍手に変わって2回目で、引けなくなったのか、とうとう弾いてくれました。
 「新世界より」は、モルダウからの予想どおりの大迫力でしたが、どちらかというと第2楽章の第1vnの響きなど、静かなパートに魅力を感じました。オケのメンバーも欧米人が多いのかなという感じもしましたが、もし現地(マレーシア)で欧米人が聴いたら、センチメンタルな気分にもなるのかも。
 ブラームスのコンチェルトは、9月~10月にかけて3回聴くことになっているうちの、第1弾でした。偶然にも曲目が重なってしまった結果、聴き比べができることになってしまいました!10月のソリストはF・P・ツィンマーマンとテツラフです。しかし、すごくないですか?この並び。ドイツ組も楽しみ!
佐藤篤子(s)大坪由里(p) 2009.9.11(金)
アーン:クローリスに ドビュッシー:星の夜 シャブリエ:歌劇《星占い》より<ああ、小さな星よ> グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より<私は夢に生きたい>
ラヴェル:ヴォカリーズ-ハバネラ形式のエチュード ラフマニノフ:ヴォカリーズ作品34-14 トマ:歌劇《ミニョン》より<私はティターニア> encore 鼻風邪のアリア

 前半はフランス語中心の星をテーマにしたPG、後半はヴォカリーズ他。ブログタイトル的にviolinでヴォカリーズを聴くことの方が多かったですが、こうして歌で聴くと、母音をつなげるというヴォカリーズ本来の姿みたいなものがよく分かる気がしました。アンコールの2曲目に歌った「からたちの花が咲いたよ」という歌詞の日本の歌が、じ~んときました。この日は日本語の歌がいちばんしっくりきた気がしました。小さな会場だと、一層歌の力みたいなものや、声のコントロールの難しさや、本人の歌が好きな気持ちなどが直に伝わり、充実した気分にしてくれました。
 おまけに、海外でミラノ・スカラ座のコルペティにオペラの指導を受けていたそうですが、偶然にもスカラ座来日中ということで、そのコルペティの方が客席に来場していて紹介されました。スカラ座のコルペティが来るって、すごくないですか。。。?思わず来日公演S席の値段を連想してしまった自分でした。。。
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