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原題:Terminator Salvation 監督:マックG クリスチャン・ベイル(ジョン・コナー) サム・ワーシントン(マーカス・ライト) アントン・イェルチン(カイル・リース)
 3がどういうストーリーだったか忘れてしまったけれど、このシリーズは常に人間になりきれない人間、でもマシンではないターミネーターの切なさがメッセージにもなっています。単品でみると時間軸がすんなりとこず、最初からジョン・コナーがなぜ自分の父となる少年カイル・リースを救おうとしているのかがよく分からなかった。
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『スター・トレック』 監督・製作:J・J・エイブラムス キャスト:クリス・パイン ザカリー・クイント ゾーイ・サルダナ
 観てから大分経ってしまいました。シリーズものをほとんど見たことがなかったものの、単品でも楽しめました。時間軸が少しシンプルでないところはありましたが、主人公の成長物語という面で分かり易く(正直言ってあんな新人クルーばかりの宇宙船、乗りたくない・・・)、彼女といい感じにならないところもまたよかった。
『MW-ムウ-』 監督:岩本仁志 原作:手塚治虫 キャスト:玉木宏 山田孝之

 TVドラマとの同時公開。少年時代に経験した事件をきっかけに、主人公結城は復讐のため怜悧な犯罪者となっていく。同じ経験をもつ賀来神父は彼を救済しようと苦悩する。
 主人公の姿勢がいい!ので、ダークヒーローも様になる。演技の面では『手紙』でも好演を見せた山田神父もとい賀来神父が頑張っていたと思うのですが、例えば教会でのざんげのシーンでは、賀来神父が途中で「もう来ないでくれ。」と言って出てきてしまい、演出のせいか全く救済できていなかったように感じられ、善と悪の葛藤やサスペンス的な緊迫感が強ければ全体としてもっとインパクトがあったでしょう。
 ダークヒーローの映画としては、『太陽がいっぱい』を思い出しましたが、社会の病理がモンスター・結城を作り出したのだという警鐘の意味では、背景の重みは違いますね。
アレクサンダー・ガヴリリュク ピアノリサイタル@東京オペラシティ 2009.7.8(水)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」 ショパン:軍隊ポロネーズop.40/即興曲第1番op.29 リスト:メフィストワルツ第1番S.514
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章 ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23よりNo.1,2,5,6,7 ビゼー/ホロヴィッツ:カルメン変奏曲
encore モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485 モーツァルト(ボロドス編):トルコ行進曲 ラフマニノフ:楽興の時 第3曲 メンデルスゾーン(ホロヴィッツ編):結婚行進曲

 超絶技巧曲を含めさまざまな作曲家の曲を散りばめたPG構成に、アンコールも4曲と、それぞれに聴きごたえがあり、もう言葉もないくらい。悲愴はとにかく曲がいいし、リストにはさまれたショパンが比較的印象が薄くなるくらい、リストは気迫さえ感じられ、超絶技巧といってしまえば簡単ですが、あれだけメフィスト・ワルツが弾ければ、リスト・リサイタルもいいのではないか(せめて前半だけでも)と思うくらい、もっとリストが聴きたくなりました。ストラヴィンスキーも、音符がそろっているからかCDなどで聴くよりずっと生き生きとして、迷宮に迷い込みそうな曲なのに音がすごく明瞭という演奏に引込まれる。ラフマニノフの10の前奏曲からの第5番の迫り来る感じもとてもよく出ていてすばらしい。何か作曲家になりかわって弾いてくれているような気にもさせてくれるピアノ。
 アンコールでは、モーツァルトもオーソドックスによく、2曲目にその編曲を持ってきたのも面白い。最後の結婚行進曲は、TVでアンコールで弾いたのを見て感激し、まさか生で聴けるとは思っていなかったので大感激でした。
 休憩時間に1Fロビーで3日前の演奏会の指揮者Mr.ゲッツェルらしき人を発見。ピンクのシャツにダークなスーツで巻き髪で肩幅が広いモデルみたいな欧米人男性。周りが全く無反応でしたが、ソリストのリサイタルに足を運ぶ可能性はあるし、よく似ていたし。
東京交響楽団 東京オペラシティ・シリーズ第50回 2009.7.5(日)
サッシャ・ゲッツェル(Cond)、アレクサンダー・ガヴリリュク(Pf)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23 encore リムスキー=コルサコフ:熊ばちの飛行 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」 R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」組曲 encore 憂いもなく(指揮者いわく、Don't worry. Be happy.)

 ソリストがガヴリリュクなら、前トピックに続きメジャーな曲でなくても行くのに、ともかく初鑑賞ということで、鍵盤の見える席をGET。実際見たら・・・ほとんどノーミスだったのではないでしょうか。しかもたいへん情感にあふれてきめどころは当然のごとくばっちりな上、その他のパートもとても生き生きとしてじょう舌で結果としてこの曲のスケールの大きなうねりを表出。聴きものでした。曲への没入度も半端でない。
 ここでstephは例によって録画していたウィンブルドン(全英テニス)のR・フェデラーのプレーを思い出しました。今回の優勝によって、サンプラスを抜いてメジャー15勝と、史上最多となったフェデラー。好調なときは、得意のフォアで決めるダウン・ザ・ラインにパッシング・ショット、バックハンドもよくバランスのとれた芸術的とさえいえるフォーム、やわらかいタッチでのスライスを含め緩急つけたショット、コース配分のよい強烈なサーブ、カウントをとられた後にエースをとる強い精神力etc...おまけにコート内でもコート外でも品がよい。。。最後のはおいといて、ほとんどコートの中にショットを打つ(アウトしない)のです。この日の音がきまりまくるピアノを聴きながら、似たようなものを感じてしまい、いい意味で、当分この曲は聴きたくない気分になりました。
 Mr.ゲッツェルの指揮もオケのサポートもよくて、第3楽章の冒頭パートの第2音に弦のアクセントがあって印象的。後半のワグナーも、R.シュトラウスも、ものすごく曲に愛情もってますね的な表情、指揮ぶりとともに、劇的に盛り上がった演奏会に大満足。何年か前は、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンでも第2Vnを弾いていたらしいサッシャ、今春の来日の際は、さすがにVn奏者の中にはいなかったですが、次回の指揮はぜひ(オケの)正面の席で聴きたい!
 インタビューがTSOのHP

に。 
第55回N響オーチャード定期 2009.7.4(土)
指揮:クリスチャン・ヤルヴィ ヴァイオリン:有希・マヌエラ・ヤンケ
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」op.32 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 encore パガニーニ:カプリースよりNo.17
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92 encore ルーマニア民族舞曲

 ヤルヴィ弟ならメジャーな曲でなくても行くのに、7番なんてハイテンションで演奏されたらついていけるだろうか、と一抹の不安を感じたのは杞憂だったようで。
 美しいメルジーネの物語は、アンサンブルの不思議な感じと清楚な感じとがあって、その名のとおり美しい曲であることを発見。
 メンデルスゾーンのコンチェルトは、初生鑑賞の期待がありました。どことなくほんわかとした雰囲気の優しい音で丁寧に奏でるviolinで、演奏後のあたたかい拍手によってオーディエンスに受け入れられたことを物語っていました。個人的には、より正確な音程で、もっとはりつめた音で奏でられるこの曲の演奏を好みます。
 第7番ですが、押せ押せ一辺倒ではなくひとつとして変化のついていないパートはなくて、第2楽章の表現から最終楽章の躍動感まで全編に渡って興味津々。さすがに盛り上がりのドライブ感は、音楽のジャンルを超えんばかり。これほど爽快感をもたらしてくれるLiveってなかなかない。
 K・ヤルヴィは、すらっとして髪もさらさら、背筋が真っ直ぐでリズム感もよく棒も自在で、指揮姿(後姿)がかっこいい指揮者の上位に入ると思うのですが、いかがでしょうか。髪をかき上げる回数も少ないし^^。自分が生で聴いた(見た)中では、今のところNo.1です。
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