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4/17(金)ベッリーニ:『夢遊病の娘』@METライブビューイング
アミーナ:ナタリー・デセイ エルヴィーノ:ファン・ディエゴ・フローレス ロドルフォ:ミケーレ・ペルトゥージ リーザ:ジェニファー・ブラック テレーザ:ジェーン・バネル
指揮 : エヴェリーノ・ピド 演出 : メアリー・ジマーマン 収録:2009年3月21日 メトロポリタン歌劇場

 予想以上にJ・D・フローレスの歌唱はすごかったです。すばらしいを通り越してすごかったです。デセイが前半、出だしなど万全の調子ではなかったのかなというのと、音響の面で、映像だからこそ、歌手の音声が拾えているのかなというのもあったのですが、JDFの声の響きは、合唱の中でもくっきり。打率かなり高い(好不調の波があまりない)のでは。
 舞台は、N.Yでリハーサル中に起きる劇中劇という分かったような分からないような設定で、最初皆の登場シーンなど、靴やヒールの音が目立って歌にかぶるので、スイスの村を舞台にかかれた曲であって、そういうシチュエーションではないでしょうよと、とっかかりとしてはよくなかったですが、現地で評判がよくなさそうだった第1幕ラストの混乱の場面で皆が紙びりびり破るシーン(ちょっと大騒ぎし過ぎ?)も、歌手の音声がよくとれていたのでそんなに気にならず、第2幕で夢遊病のアミーナの床の板がオケの上に張り出してきて歌うシーンも、夢遊病でひとりの世界に行ってしまったのかなと思えばそんなに不自然には感じずにみれました。ただ、全体を通してフローレスやデセイのソロの間にも、床がみしみしゆうのは、ちょっと気になりました。
 それでも歌がよければ演出はあまり気にならなくなってきてしまうのですが、第1幕での指輪をあげるシーン、嫉妬するシーン、第2幕で不実な君だけどまだ想っていると歌うシーンなど、細かい音もスローパートも美しく、おまけに歌詞も美しく、思いっ切り感情移入しました。
 初のライブビューイング&東劇でしたが、チケットが映画より高価なので、グレードアップされてるのかと思ったら、音響に関しては、たいしたことはなく、先日『マンマ・ミーア!』を観たシネマミラノの方がよいくらいでした。声量でおすタイプではないと思われるJDFの歌唱がそのようなテノールに錯覚されるとは”?”でした。現地で聴いたら、何倍もすばらしいのでしょう。
 ちなみに、音響がとくに良いと思った映画館は、六本木ヒルズのプレミアムスクリーンで、音がいい上に、前からだけでなく、左右(後ろ?)からも聞こえてくる感じで、全席サイドテーブルがありリクライニングでした。チケット代は2千円代だったかと。
幸運な現地鑑賞のMadokakipさんのレポはこちら。
LA SONNAMBULA (Sat Mtn, Mar 21, 2009)

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