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クリストフ・エッシェンバッハ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団2011.10.13(木)
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
J.シュトラウスⅡ:ワルツ『皇帝円舞曲』 op.437
encore J.シュトラウスⅡ:ワルツ『美しく青きドナウ』、ポルカ『雷鳴と稲妻』

 ウィーン・フィルが来日していて、サントリーホール前のカラヤン広場で初日公演の後半のライブビューイングをやるということで、行って来ました。
 整理券を17:00から配布でしたが、17:00?何のこと?という時間帯なので、当然行く気はなく、軽く残業しても、スタートは20:00からなので、少し前に行って席が空いていたら座れるかな、程度の気持ちで向かいました。
 会場入り口に、整理券を受け取る係りの人がいたのできいてみたら、席が空いているのでどうぞ、ということで入場。前半にアンコールがあったとのことで、少し時間がおしていたみたい。前半のソリストは・・・ラン2か。
 スクリーンは少し高い位置でしたので、わりと視界はとれました。音量は大きめでしたが、屋外のためか、始終ゴーッという音がしていて、流石に厳しいものがあり、やっぱり国際フォーラム(屋内)でのライブビューイングより不利ですね。生音に勝るものはないから、雰囲気を楽しむってものでしょうか。すぐそこのホールで演奏していると分かっていても、臨場感もあまりなし。変わったPGだなとか、映像を見て、指揮姿の見栄えがあんまりよくなくても、ウィーンフィルの指揮台に立てるんだ、とか不謹慎なことを考えてみたり。でも、ウィーン・フィルの健在な感じは伝わってきました。とくにシューマンの第2楽章の弦は元気でしたね。
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ストラディヴァリウス&N響 チャリティコンサート@サントリーホール 2011.8.31
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 セルゲイ・ハチャトリアン、ヴェロニカ・エーベルレ(Vn) メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 ヴェロニカ・エーベルレ(Vn) 弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20から「スケルツォ」(管弦楽版) ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102 セルゲイ・ハチャトリアン(Vn) 藤森亮一(Vc) 指揮:梅田俊明

 ハギンス貸与の頃、S・ハチャトリアンがなかなか来日しないので、呼んでくれないかとつぶやいたら、実現してしまった、というわけではないですが、財団がチャリティ公演で呼んでくれました。今貸与を受けているのは、ロード・ニューランズ、ヴェロニカさんはドラゴネッティ、藤森さんはフォイアマンです。
 さて、バッハは、第1楽章で主題を弾いていたのがヴェロニカさんだったと思うのですが、すごく通る透明な音ですっきりとした存在感が合奏の中で光っていました。S・ハチャトリアンは、少し低めの旋律をかけ合わせて応えていて、合奏に徹している感じでしたが、控えめのヴィブラートでバッハへの志向がよく表れているような気がしました。S・ハチャトリアンの音は、あまりにクリーンに音を奏でるせいか、時々笛の音のように聴こえるんですよね。
 メンデルスゾーンは、バッハのときから予感していたとおり、けっこう力強く透徹された音と鋭い演奏で、好みの演奏でした。でも、同行の連れにとってはテンポが速くて好みでなかったようで、意見が分かれてしまいました。
 ブラームスのダブルコンチェルトは・・・なんて華麗な曲だろう。指揮はちょっと地味だったんですが、チェロの渋い音もさることながら、S・ハチャトリアンの美しくありながらも少し枯れたような、覇気のある歌い回しに酔いましたね。バッハとも全く違い、去年、アラム・ハチャトリアンのコンチェルトを聴いたときのようにひたすら澄んだ美しい音(CDはまた違うんだけど)でというわけではなく、いかにもブラームスの印象でした。第3楽章の追い込みは素晴らしく、これ、自分の中でスタンダードになってしまいそう。来年1月のベートーヴェンは、やはり繊細な演奏になるのかな?
 余談ですが、この二人のソリスト、オケのパートを目をつむって聴いている姿は、とぼとぼ感が抜群でした。なんだか、「釣れないね~。」「・・・・・・」みたいな声がきこえてきそうでしたよ(妄想)。
 今夜は、BSで、バイロイト音楽祭のLive中継がありますね。寝てしまうと思いますが、ローエングリンですね~。
 先日、東京国際フォーラムでの、C・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団の東日本のためのチャリティ公演のライブビューイングに行ってきました。マーラーの交響曲第10番からアダージョ。まさに音の競演でした。いつもTVで見る顔ぶれがそこにはありました。相変わらず、このオケの木管セクションは存在感ありますね。前置きのスピーチがいささか長過ぎたけど、現地からのLive中継の音も良くて、演奏もとても良かったです。被災地を訪れる予定という移動式コンサートホールというのも、ぜひ実現していただきたい。
 ちなみに、翌日は、職場の交流として、サッカー日本代表戦のパブリックビューイングでした。こちらも、すごくいい試合だったので、かなり楽しめました。日本の10番は、これまでの日本代表にあまりいなかったような動きをしますよね。元(現)セレッソ大阪の選手がけっこういるようですが、余程選手を見る目があるのでしょうか。
 最近、出張やら何やらで、更新あいてしまいました。。。
 松山に行ってきました!飛行機の中で聴いた、クラシカルウェーブという番組についてちょっとしたレポを。
 イヤホンをつけて最初に流れてきたのは、金管のファンファーレ。ドボルジャークの交響曲第8番最終楽章ですね。でも離陸前にアナウンスが入って、切れ切れになる。それから、1時間後に元に戻ったので、1時間番組を繰り返し流しているみたい。ちなみに、帰りの飛行機も全く同じ番組でした。
 ラインナップはこんな感じ。テーマはバカンス。
◎ブラームスのvlコンチェルトから抜粋~メニューイン・・・抜粋が短すぎてよう分からん。
◎ドボルジャークの交響曲第8番最終楽章~クリーブランド管だったかな?ややテンポは遅い。
◎グリーグのピアノコンチェルト第1番~リヒテル、マタチッチ
◎喜びの島~フランソワ
◎モーツァルト、アヴェ・ヴェルム・コルプス
 まあまあ楽しめました。
ミュージカル『バラの国の王子』~ボーモン夫人作「美女と野獣より」~ グラン・ファンタジー『ONE』@東京宝塚劇場月組公演2011.5

 ちょっとしたご縁で、帝国ホテルの向いにある宝塚劇場に初めて行って来ました。以前Liveで見たのは、子どものときの家族行楽で、宝塚市の歌劇場でしたので、随分久しぶりでした。
 そういえばピットもあって、楽器が入っていて、指揮者もいるのですよね。バルコニーなどは無く、座席は全て正面向き、2階後方のB席だとステージ上部が若干視界に入らないみたいだけど、立派な劇場です。
 マイクが付いているので、聴こえ方はオペラと違うのですが、女声のコーラスもよいものです。歌唱法もオペラと違って、声色の種類はあまりなく、音域も広くなく、アルトからメゾくらいを聴いている感じですが、トップスターの霧矢さんの声などさすがに響きが豊かでした。ストーリーは、ちょっと突飛だけど、夢見るようなストーリー仕立てにしてるみたい。子どもの頃は、男役に目が行っていましたが、今回は、娘役がくるくるターンしながら歌って華麗だな~、と見とれました。
 グラン・ファンタジーは、歌とダンス中心で、訓練の賜物!というか、ぴたっと揃って小気味よく壮観でした。使用曲は、チャイコフスキーのピアノコンチェルトや、ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章(最近これ多いような)などの編曲を交えていました。
 後日、虎役の明日海さんが人気だとききましたが、この方、stephの地元の中学の出身みたいです。中高一貫校だけど、中3で他校を受験(宝塚に合格)、というのは、さぞかし話題になっただろうなと思いました。 
アレクサンダー・ガヴリリュク ピアノ・リサイタル@所沢市民文化センター ミューズ 2011.6.12
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番「月光」 ショパン:幻想即興曲op.66 2つの夜想曲op.48 スケルツォ第1番op.20 ラフマニノフ:楽興の時op.16 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番op.83「戦争ソナタ」 encore;スカルラッティのソナタ、ホロヴィッツ編曲のメンデルスゾーンの結婚行進曲、ショパンのエチュード

 最近コンサートには行ってない・・・わけがないのですが、また更新が滞りがちです。
 6月はMET来日中ですが、悲しいことに料金が高すぎて手が出ず・・・どうせならN.Yで観たい!なーんて。
 さて、ガブリリュクのピアノ・リサイタルに行ったのは、約2年ぶり、2回目。アンコールに、またあの曲が聴けて、今回も期待を上回る満足感だったのですが、とにかく時間がないのでさらっと感想を。
 最近、音にどうも体が反応してしまって、美しい音楽を聴くと勝手に涙腺が緩んでしまうことが時々あって、その反応がでてしまったのは、1曲目のベートーヴェンと、2曲目のショパン。このホールはちょっとだけ響き過ぎるかなという気もするのですが、そのせいか月光でも少し温かみのある音に聴こえました。第3楽章では左手がかなり力強く、その対比で右手の旋律がとても美しく聴こえる。幻想即興曲も、打鍵が確かなためか、オーソドックスにいい。スケルツォ第1番は、改めてほんとに大変な曲だなと思ったけど、整頓されているかのように弾かれると分かり易い気もする。ラストの戦争ソナタは、誰にも止められないような鬼気迫るような迫力で終演。ロシアものが得意なのかなという気もしていたけど、なんか似つかわしくないと思っていたショパンが意外なほどしっくりきて面白かった。ピアノは老練な印象さえあるけど、サイン会では、笑顔が人なつこい感じで、雰囲気違いますね。 
ゲルト・アルブレヒト指揮読売日本交響楽団名曲シリーズ@サントリーホール2011.2.18(金)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 神尾真由子(Vn) encore パガニーニ:「24のカプリース」から第24番交響曲第2番 ニ長調 op.73

 いろいろあってupしてませんでしたが、2月に行ったコンサートの記事です。
 ブラームスのviolinコンチェルトは、そういえば、3人のソリストを聴き比べたことがあった。恐るべき完成度だったツィンマーマンに、強烈に個性的だったテツラフ。。。
 この日の演奏は、まず、冒頭から指揮者のテンポが速く、オケが棒についていけてなかった(!)揃っていないせいか、音が拡張しているようにさえ聴こえてしまった。なぜなんだ~、もっと素直に音楽を受け止めたいのに。ソロも、若干勢いが良過ぎて、バサバサとした感じがブラームスにそぐわないように感じてしまった。全体として少し雑に聴こえてしまい、功を奏しているとは思えなかった。
 ソリストに関しては、実は皆勤賞なのでは?というくらい演奏会にもよく足を運んでいて、実際質の良いものを聴かせてくれるのだけど、う~ん、今回は残念。こうなってくると、この曲は少し年配の人の演奏の方が味があっていいのかもと思えてしまう。第2番も少し速くて、似たような印象だった。もう少し弦の分厚い響きが美しくあってほしい。しかも曲との相性なのか、Liveでけっこう聴いているのに、この曲に心から感動したことがない。どうしてなんだろ~??
『英国王のスピーチ』 監督:トム・フーパー 出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター

 重大なスピーチを行うため、セラピストとの友情に支えられ、吃音克服を試みる王の話。生まれ育った環境に原因があるにせよ、そんなにすごいことなのか?という気がしないでもないので、私的には感動するような話ではなかったが、アカデミー作品賞をとっているらしい。要所で、クラシック音楽がけっこう使われていて和んだ。クライマックスのスピーチの場面でずっと流れていた音楽は、ベートーヴェンの交響曲の緩徐楽章だった。ええと、第7番の第2楽章でしたね。苦悩している感じが主人公に合っていたと思う。それから、治療の際にヘッドホンで聴いた音楽は、「フィガロの結婚」序曲!あ~、やっぱモーツァルトはいいねえ。ラストもモーツァルトだったかな。エンドロールが始まってすぐに席を立ってしまったけど、クラリネット協奏曲が使われていたらしい。
この度の大震災の被災地のみなさまには、こころからお見舞い申し上げます。

東京でも、被災地とは比べ物にならないものの、非日常の生活になりました。
3/11(金) 職場から長野の支店に電話していたら揺れ出し、なかなか収まらず、先方も揺れているとのことで、一旦電話を置く。これまで経験したことのないような大きく長い揺れ。余震も度々。震度5強。東京でこんな揺れだったので、震源地近くの地方での被害が心配。15時過ぎには東北で津波ですでに車が流されているとのニュースをWebでかいま見て、これはまずいんでは、という気がよぎる(後から思えば津波発生までの時間が短過ぎる。)。以前は仕事上の必要から職場にTVが配備されていたのに、最近はないから、よく分からず。
 電車は全線止まり、夕方になっても再開の見込みもなく、家族とは丁度職場が同じビルなので、落ち合って外に出たものの、飲食店も店を閉めていたので、都心から自宅まで歩いて帰ることに。同じような徒歩帰宅者で沿道はいっぱい。23時過ぎに帰宅。4時間かかりました。着いた頃地下鉄は動き出したらしいけど、いずれにしてもこんなことは今までなかったこと。TVをつけたら、激甚災害の光景が。

3/14(月)計画停電の影響で電車が運行本数を大幅に減らす又は運休したらしく、遅刻して来た人を含めて出勤できたのは半数強。自宅待機の会社もあるらしい。サントリーホールのHPを見たら、4月頭までほとんどの公演が中止に。会社では、被災地の拠点の業務支援を検討し始める。

3/15(火)お菓子(おつまみ?)を買おうと駅前のスーパーに寄ったら、食品フロアの陳列棚から、ごっそり商品がなかった。何が売り切れたんだろう?ほとんど物がないからよく分からず。お菓子の陳列棚には、ガムしか残ってなかった。これは、買いだめしたな?買いだめは、物不足につながる。是非、やめましょう!懐中電灯や電池、ガスコンロも売り切れているとか。そういうものは、被災地の人の手に入るべきものでは?
東京のガソリンスタンドでも列ができているとか。不足はしてないはずなのに・・・?

3/16(水)東京で普段の20倍の放射線量を計測。0.8マイクロシーベルトだから微量だけど、会社が自宅待機になったというだんなさんが迎えに来て、もうすぐ産休の人が早退した(翌日には出勤してきた)。

3/17(木)電力需要が供給力に近づき、大規模停電の恐れありとの報道。停電したらまた電車が動かなくなる??会社から早退勧告。電車はラッシュ。うちの家族は普段どおりその約1時間後に帰ってきたが、電車はがらがらだったとのこと。いろいろ気疲れもしますね。

3/18(金)節電のため、会社の始業終業時刻が1時間切り上がる。

3/23(水)東京の水道水から190ベクレルの放射性物質が検出され、乳児への摂取制限がされる。水のペットボトルはまた売り切れ続出らしい。うちは水道水を使うしかないかな。

3/25(金)近所のスーパーに、牛乳、トイレットペーパー、ティッシュが1つもなかった(職場できいたら、そんなことはないらしい。店による?)。牛乳は、紙パックの工場が被災したとニュースで言っていたが、なんでトイレットペーパーが?

このほか、いくつかの野菜から放射性物質が検出され出荷停止になった。自分には何ができるのか?と考え、節電、それから’黄色いポスト’に義援金を送りました。しばらくは音楽を聴くのも忘れていたけど、少しずつ聴き始めています。
チョン・ミョンフン指揮NHK交響楽団定期演奏会@NHKホール 2011.2.11(金)
マーラー: 交響曲 第3番 ニ短調 アルト:藤村実穂子 女声合唱:新国立劇場合唱団 児童合唱:東京少年少女合唱隊

 外は雪。今回のソリストの藤村さんも初めて聴くし、先週の幻想があまりにもよかったため、Go。行って正解でした。
 この曲の第1楽章は、単純にかっこいいな~といつも思う。ぜいたくを言えば金管と木管のシンフォニーをもっと求めたいところもあったが、生命のない自然の中に生命が息づく、まさにそんな演奏に、最後はおいおい泣いてしまいたくなるような印象。その後の楽章でアルトが入るが、とても澄んだ声で切々と歌い上げるさまはこの曲にぴったり。一番高いキーが最もきれいな声に感じた。アルトに合唱も入り、弦もマーラーらしく感傷的で、大曲ながら全体としてもすばらしくまとまっていた。こんな第3番なら、長いけど、またLiveで聴きたい。
 チケット代に言及すると、自由席で1,500円なのだが、よく宣伝されているラ・フォル・ジュルネ音楽祭に負けないくらい、とってもお得だと思う。LFJはお祭り的な楽しみがあってそれもよいのだけど、自分なら断然こちらを選ぶ。
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